Ep4 町の社長の洗礼
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皆様、お世話になります。まさやんでございます。今回は、「町の社長の洗礼」のお話しをさせて頂きます。さあ、営業初日!500社のリストも、支店長から預かり、電話営業の開始です。意気揚々と、受話器を握りました。支店長のアドバイスで、「日栄」と名乗るとガチャ切り・即切りされるから、地名・町名の○○ですと名乗って、電話していこうという感じでした。【運転資金を融資する側が、そんな扱いされるん?と心の中で、つぶやいてました。】支店の管轄エリアが、町工場の多いところで、電話の向こう側は、金属音やら、機械の音が鳴り響いていたり、そこそこ規模の大きい工場などは、事務室が独立しているようで、シーンしていました。なかなか、社長につながらず、「外出中」が多く、やっと社長につながり、社長「うん?どこの○○さん?」まさやん「日栄の○○です!融資いかがですか?」と明るく案内!社長「アホ!この高利貸しが、二度とかけてくんな!」ガチャ切り!【口悪い、社長やなあ!はい、次】まさやん「日栄の○○です!融資いかがですか?」社長「忙しい!かけてくんな!アホ!」ガチャ切り!【おいおい、アホは余計ちゃいます~】。まさやん「日栄の○○です!融資いかがですか?」社長「いらん、いらん」ガチャ切り!【やっとつながったのに、ガチャ切りばっかりやなあ】とにかく、アポを取るどころか、会話にならない。だから、中途採用の社員はやめていくのかと、身をもって感じました。営業初日は、見込み客というより、社長との会話がゼロ!町の社長の洗礼を浴びまくりました。
1998年9月当時、短期プライムレート1.5% 長期プライムレート2.5%。おそらく、地銀、信金、信用組合の中小企業向け事業資金の融資金利は、年利3%~4%台。その当時、利息制限法とは別に、出資法(いわゆるグレーゾーン)が存在し、上限金利年利40.004%【今でこそ、ありえない金利ですが、当時は違和感なかったです】。当時日栄は、金利と保証料合わせ、年利36%程で、証書貸し付けをしておりました。【地銀、信金、信用組合の10倍やけど、借りる社長がいる!】と、心は折れずでしたが、悔しい初日となりました。
ご一読ありがとうございました。次回、「本社からの詰め」を書かせていただこうと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。
